コラム

我々はどう生きるか / 転職・起業と自己分析

どーも店長です🌟
最近週1〜2で仕事に関する相談、連絡、報告などを受けることが出てきました。私もただの個人事業主なので大して相談に乗れることもないのですが、たまにお仕事の紹介をして一緒に体を動かしてもらうくらいのことはできます笑。基本的な相談は「バイトのシフト入れないのでなんかあったら仕事紹介してください」とか「仕事の契約が終わって来月まで時間あるのでなんかあったら仕事ください」みたいなお知らせです。

これらのオファーは私にとってはとてもありがたいことで、その人の特性なども初対面よりかはわかるので、「この現場だったらこの人」「力持ちはあの人」など現場に合わせて知ってる人にお願いできるのはとても安心感があります。バイトアプリなどもよく利用しますが、アプリにもそれなりの金額を取られてしまうので、それならその分アルバイトで来てくれる方にお支払いして気持ちよく動いてもらいたいわけなので、お互いにとっていい話です。いつも皆さまご協力いただきありがとうございます。

今日は確定申告の期限が迫る中、イベントのエントリーが終わって猛烈に忙しくなる予定の中、集中力が切れたので息抜きに最近感じることを書きたくなったわけです。

最初に結論としては、仕事の満足度を決めるのは『やりがい』であって、そのやりがいは人によってそれぞれ違います。そしてその個別の『やりがい』は自己分析をすることによってどうにか絞り出せるものであるという、個人的な意見とそんなに新しいことは書いていません笑。

我々はどう生きるか 仕事とやりがいの関係

バイトや派遣仕事のつなぎでくる仕事紹介の連絡とは別に、起業をしたいけどモヤモヤしている人、退職を予定しているけど転職先が決まっていない人、転職したいけどどうしていいかわからない人、色んな人から連絡がきます。
これからどんな変化が待っているかわからない世の中で、どうにか生きていかなければいけない、理想を言うならそこそこ楽しくそこそこ満足できる生活を送りたい、みんなそう思っていることでしょう。
SNSの影響で同年代でとっても活躍している人や、順調そうな人を見て焦ることもあるかもしれません。ですが、そこまでみんな高い望みがあるわけではなく、『日々そこそこ満足できればいいのではないか』と思うわけです。

私はどちらかというと『日々そこそこ満足できればいい』よりかは、こんなサービスを提供したいとか、こういう困っている人を助けたいとか、できればその人数を増やしたいと思っているので『そこそこ』よりかは多くを望んでいるわけです笑。

さて、そんな『日々のそこそこの満足』を仕事で得るためにはどうしたらいいのか。

それは『やりがい』だと思います。

『やりがい』という言葉の定義は人それぞれ違ってよくて、多くの方はそのモチベーションが報酬だったりするかと思いますが、報酬が多少悪くても自分に合った仕事ができていると感じている人はそれほど報酬を気にしない傾向にあるという人をそれなりに見てきました。

私が前に在籍していたアウトドア業界は、それなりのポジションにならなければアウトドアに行ける余裕ホントにある?みたいな薄給の方や、時間なく働き続けアウトドアとは無縁の生活をしている人もたくさんいたように感じます。幸い私が在籍していた会社は交渉する窓口が用意されていたので(私だけ?笑)不満も解消してもらえるタイミングが合ったので、きっといい会社だったと思います。

そんな薄給のアウトドア業界でも、その業界やブランド、会社に所属していることに満足感を持ち高いモチベーションで働いている人もたくさんいます。きっとそこには『自分がこうしたい』という軸があって、その仕事や業界に在籍することで高い『やりがい』を得られているわけです。給与が全然上がっていなくても、自分のやりたいことをやれていると自覚している場合は、自らの待遇を疑わない人たちも多く見てきました。

だから『やりがい』は高いモチベーションを生み、仕事における満足を引き出してくれることでしょう。

この自分のやりがいが仕事で見つからない時に、モチベーションが下がり仕事における満足度が下がるのではないかと思います。先ほども述べたように『自分のやりがい』は人それぞれなので、まずは仕事における『自分のやりがい』を理解することが重要になってきます。

我々はどう生きるか 自己分析について

就職活動で自己分析をやり切った人ほど軸がぶれない傾向にあると思います。また、小さい頃から才能があったり自分が「こんな人間になりたい」「こんな仕事がしたい」とぶれていない人は高い能力で才能を伸ばしていけることでしょう。最近は全然連絡をとっていませんが、私の友人で学生の頃からパソコンが得意だと認識があった人たちは始めるのも早く、若いころからその道に進んでいる上に苦手意識がないからどんどん伸びる、パフォーマンスも高いし結果も出る、そうして活躍しているという話を耳にします。

しかし、自分の軸が若い頃に決まっていたり、才能があると思って頑張っていたことが挫折してしまうほどの人や才能に出会ったり、ケガで引退を余儀なくされることは多々あると思います。そんな中で、自分の方向性をすぐに決めることは並大抵のことではありません。

私は高校までそこそこの進学校に通っていましたが、自立心が強すぎて『早く家を出たい』という衝動を抑えられずに笑、高卒で公務員になりました。『困っている人の助けがしたい』と思って消防士になったわけですが、実際『人助け』を実感できる現場は多くなかったと感じていました。就職するにあたり軸も決まっていなければやりたいことも特に決まっていなかったので、仕事はこなしているけど現実とのギャップがあったり『やりがい』に出会うまでは時間がかかりました。そしてその中で見つけた『やりがい』というのも、人事異動で一瞬で奪われるというのを理解した時に『ここじゃない』と思ったわけです。そんな人事異動も受け入れられるやりがいが見つかっていればきっと続けていたことでしょう。

そこから色んな仕事をこなしていく中で、ゆっくり自分と向き合えたのは2年半前。もう35歳目前というタイミングでした。会社の業績がグングン伸びていく中で家庭の事情でメンタルを病んで休職していたときです。これ以上会社に迷惑をかけられないなと感じた時に仕事を辞めようと思い転職を検討したときに、自分を見つめ直すことが必要だと思って初めて何日もかけて自己分析をしたのを覚えています。

今でも仕事の内容によっての好き嫌いは色々あるけれど、『困ってる人の助けがしたい』という気持ちと、作業が終わった時に『ありがとう、また何かあったら頼むよ』の言葉で大きな『やりがい』を手にできています。

さて、みなさんはどんな時に『やりがい』を感じることができますか?
そしてどんな時に『やりがい』を感じにくくなったと思いますか?

よかったら分析してみてください。

我々はどう生きるか 自己分析の具体的なやり方

自己分析は色んな方法があると思いますが、私はとにかく書き出してみて俯瞰して見るのがおすすめです。とにかく一心不乱に書き続ける。ペンを止めてはいけないというルールを決めて3分書く。どうにか絞り出す。休む。また違う目について3分絞り出す。休む。という結構ハードな作業です。一般的にはブレインダンプと言われたりしますよね。

転職するにしても、起業するにしても、参考になる作業だと思います。
以下、項目をずらっと挙げてみます。

1、起業 / 転職の動機
2、自分が提供したいサービスは誰に何をするか、なぜするか
3、自分ができる理由
4、自分ができないかもしれない理由
5、そこに自分が感じる幸せはあるか
6、幸せを感じられると思う理由
7、感じられないかもしれない理由
8、社会に喜ばれる理由
9、喜ばれないかもしれない理由
10、改めて起業する方がいいかどうか
11、起業しない方がいいかもしれない理由
12、自分のキャリア
13、自分の職歴
14、自分の中での印象に残る仕事
15、担当業務
16、業務上の喜びや感動
17、仕事上のスキル
18、仕事で得た経験
19、仕事上での大きな喜び
20、仕事上でのつらさ
21、企業経験によって学んだこと
22、仕事上の実績
23、他人に関わる能力
24、他人に関わる苦手な能力
25、自分に関わる能力
26、自分に関わる能力で苦手になってしまったこと
27、自分に関するもともと苦手なこと
28、課題に対する能力
29、課題に対する苦手な能力
30、大切にしていること
31、人が嫌がることで自然にできること
32、コアスキル
33、自分の強み
34、自分の弱み
35、自分の専門性
36、興味、関心
37、意思決定力について
38、行動力
39、精神力
40、コミュニケーション力
41、経営力
42、ネットワーク
43、家族の理解
44、お金
45、時間
46、健康状態
47、個人の人生
48、家族の人生
49、目的
50、理念
51、目標
52、戦略
53、自分がお金を頂いても大丈夫だと思えること
54、SWOT分析
  選ぶ仕事上の強み、弱み、市場機会、脅威
55、ニーズの把握
56、ターゲット顧客の価値観
57、自分が取り組みたいこと
58、忙しい時の自分が誰かにやって欲しこと
59、これから必要な能力
60、小学生時代に嬉しかったこと+なぜ、苦労したこと+なぜ
61、中学校時代に嬉しかったこと+なぜ、苦労したこと+なぜ
62、高校時代に嬉しかったこと+なぜ、苦労したこと+なぜ
63、大学時代に嬉しかったこと+なぜ、苦労したこと+なぜ
64、社会人になって嬉しかったこと+なぜ、苦労したこと+なぜ
65、改めて自分の強みとは
66、自分を一言で表すと
67、今も自分が大切にしている価値観
68、将来どんな状態でありたいか
69、仕事を選ぶ上での軸は何か
70、現在の能力を考えずに本音を言うならどんな状態が理想か
71、10年後に実現していたいこと

多少重なる内容があるので全部やらなくてもいいと思いますが、なるべく無になって書き出す。
それを後から全体で見直すと、『あぁやっぱりこれが得意なのか』とか『これは苦手だからやめておこうか』とか色々見えてくると思います。業界が合っていても職種が違ってしまえば自分の能力は上手く発揮できないことでしょう。そして嫌な仕事や苦手な仕事は必ずどんな仕事でもあると思います。私はめちゃくちゃあります。

でも長い人生の中での大事な時間を費やす『お仕事』なので、可能であれば自分の能力をなるべく活かせる仕事ができるといいですよね。この記事がそんなきっかけの1つになったら嬉しいなと思っています。

我々はどう生きるか まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。
エビデンスがあるかどうかはわかりませんが、結論としては仕事の満足度を決めるのは『やりがい』であって、そのやりがいは人によってそれぞれ違います。そしてその個別の『やりがい』は自己分析をすることによってどうにか絞り出せるものであるという、そんなに新しいことは書いていません笑。

ですが、自己分析と一言で言う内容は具体的に何をどうしたらいいか、実際に自分でやってみて比較的満足度の高い仕事ができている今、もし参考になるのであれば共有してみようと思い記事にまとめました。約1時間でほぼ修正なくダーっと書き出したので誤字脱字はご勘弁ください。

馬場 保孝

馬場 保孝

東京日野市の便利屋さんです。お気軽にご相談ください。

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