店長のお話

私が便利屋さんを始めた理由と自己紹介 / 町の便利屋さんファミリー日野店

「なんで便利屋さん始めたの?」もう聞かれることはほとんどなくなりました。ですが、はじめましての人もきっといるので改めて書いておこうと思います。

2021年夏、離れて暮らす母親のスマホの契約を兄がしてあげていたと耳にしました。よくよく考えてみるとAmazon Primeに加入したいとか、新しくPC買いたいけどどれがいい?とか、ネットの設定やってほしいとか、けっこう家庭内でも色々頼みごとされていたなというのを思い出し、そういった仕事ができないかとリサーチを開始することになります。

便利屋さんを選んだ理由1:困っている人を助けられる

お金を払ってでも解決したいかどうかは人それぞれですが、快適に暮らしたい、安心して任せたい、面倒なことを代行して欲しいという欲求に終わりはありません。別にプロフェッショナルじゃなくても良いから、近くになんでも相談できる人がいると安心するという需要が一定数存在するということがわかりました。そんな時に出会ったのが便利屋さんというお仕事です。

仕事の内容はシーズンによって色々ありますが、遺品整理、ハウスクリーニング、引越し、お庭の手入れ、害虫駆除、エアコン関係、水のトラブル、DIY、代行などなどが主な内容になります。

家族といつまでも一緒に暮らすのは難しい時代、家族にお願いすれば解決できるけど迷惑をかけたくないという気持ち、時間がなかなか取れない子育て世代の方の代わりに、時にはシングルマザーで男手が欲しいご家庭に、第三者でありながら家族のように『生活の困った』を解決させていただくことができるという、素晴らしい仕事だなと思って選びました。

私が社会に出る時に最初に選んだ仕事は消防署でした。「人助け」をわかりやすくしたかったためですが、いつしか職場のためになってしまっていたように思います。もちろんそれでも構わなかったのですが、あまりリアルに人を助けたと実感できる現場は、そんなに多くなかったなと思います。

便利屋さんを選んだ理由2:飽きっぽい人間でも続けられるように

飽きっぽい人間でも続けられることを意識して選びました。「飽きない」ことは非常に重要で「商い」に直結します。私はすぐ色んなことに興味が向いてしまうタイプの人間なので、幅広く飽きずに続けられる便利屋さんの仕事は天職だと思っています。

今でも飽きっぽいのは健在ですので、こちらのブログでもジャンル問わず興味があることや興味を持ってもらえそうなことは幅広くお伝えしていけたらと考えています。

プロフィール・自己紹介

馬場保孝(37歳)※2024年1月現在
出身地:東京都町田市
出身校:都立国立高校
好きなスポーツ:サッカー / トレイルランニング
特技:イベント制作
趣味:執筆活動(ブログ) / 山
強み:柔軟性と知識欲

仕事歴
東京消防庁7年・個人輸入業1年・サービス業4年・イベント業11年・卸売業3年・小売業5年・会社役員2年・便利屋さん2年(2024年1月現在)
消防署時代を除くと常にダブルワーク・トリプルワークしてました

職歴

高校卒業後すぐに東京消防庁に勤めました。資格をたくさん取得していたため1ヶ月の勤務の中で、指揮隊(通信担当員:主に無線と運転)、ポンプ小隊長、救急隊員、救急隊の運転手、署長の運転手、火災調査員、査察員などなど、人事の空いたポジションをとにかく埋めるべく、幅広く複数のポジションをこなす、組織内の便利屋さん的なことをやっていました。10当番のうち9日は違う隊の仕事をしたり、7年で11回も異動するという便利屋人事も経験します。

消防署を卒業した私は、『自分で価値が作れる人間になりたい』と思い、個人で輸入転売のビジネスを始めます。3ヶ月で軌道に乗りますが、わりとすぐに飽きてしまい終了。その後はスポーツクラブなどでアルバイトをしながらイベント業をスタートさせました。

今でもたまにオファーがあれば仕事を引き受けていますが、イベントのお仕事では、問題解決能力を養うことができました。
企画立案、プレゼンテーション、スポンサー営業、マーケティング全般、プロジェクト管理、連携企業との折衝、行政手続き(1イベントで最大11の役所の窓口の許可をいただいていました)、政治家の扱い方、地域からの攻撃やアンチとの交渉、人を動かす立ち振る舞い、会計、同時に複数のことを考えて処理する能力など、連続し続ける問題を解決することが求められたような仕事だったと思います。2023年の年末は5年ぶりに日野サンタマラソンというイベントを開催しました。

その後、イベント業を副業に切り替えて再就職しました。今の仕事に就く前の仕事は、ランニング・アウトドア関連のメーカーの人間として機能しつつ、ランニングショップの立ち上げから店長として、また全国に展開されていく店舗の本部・バイヤー、インターネット通販事業などを取りまとめていました。

この10年くらいは特に文章で人をサイト上に集めて商品を買ってもらう、どんな内容で文章を書けばファンが増えていくか、そんなことを日々研究していたと思います。

資格・許可

遺品整理士・消防設備士乙6・潜水士・チェーンソー取扱技術者
産業廃棄物収集運搬業 第13-00-235453号
古物商 東京都公安委員会 第308852218971
探偵業 東京都公安委員会 第30230110号

最近の取組・これからやりたいこと

最近は地域活動に力を入れ始めました。2023年9月に加入した日野市商工会青年部をはじめ、日野市で開催するクリスマスマーケット『マルシェドノエル』で音響のお手伝いをしたり、日野サンタマラソンを企画運営したり、フードバンクTAMAさんにイベントを通じて寄付金を贈ったりしています。

これからやりたいこととしては、得意分野のイベントで地域貢献しつつ、サービスの幅を増やせるような研修や資格の勉強を進めていくつもりです。また情報発信にも努めていきたいと思います。

まとめ

今回は、私が便利屋さんを始めた理由について書いてきました。根本的に「人助け」ができることが仕事を選ぶ基準だったと思います。そんな中で飽きないことや、新規参入があっても負けないことなど、そんな理由から私は便利屋さんを選びました。

馬場 保孝

馬場 保孝

東京日野市の便利屋さんです。お気軽にご相談ください。

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