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日野市での遺品整理の流れと費用相場|業者選びのポイント

遺品整理は、ただの片付けではなく故人の想いを尊重する大切な作業です。
しかし、初めて依頼する場合、「どこに頼むべきか」「費用はいくらかかるのか」など不安も多いのではないでしょうか。

この記事では、日野市での遺品整理の流れ・費用相場・業者選びのポイントをまとめてご紹介します。

遺品整理とは?日野市で依頼が増えている理由

遺品整理の基本的な意味

遺品整理とは、故人が生前に使用していた日用品や家具、衣類、貴重品などを整理・片付ける作業のことです。
単に「不用品を処分する」だけではなく、思い出の品や形見を丁寧に仕分け、必要に応じて供養やリサイクルを行うなど、故人の想いを尊重しながら進める点が特徴です。

また、遺品整理はご家族にとって精神的な負担が大きい作業でもあります。時間や体力、そして心の整理も必要となるため、近年では専門の遺品整理業者に依頼してスムーズかつ適切に進める方が増えています。弊社でも遺品整理と単なる『不用品処分』とは別の認識になります。

日野市で依頼が多い背景(高齢化・空き家増加・遠方家族)

特に日野市は現在高齢化に伴って空き家が増加しており、現在市内に800軒と言われるほど空き家が多く存在します。
特に日野市三沢2・3丁目、日野市南平2丁目、日野市平山1〜3丁目、日野市百草(信販住宅)は築40〜50年前後の戸建ての住宅が多く、80歳前後の方が多く住まわれていて、空き家が増えているという実感があります。
我々のところへ依頼してくださる方の中には、やはり遠方に住んでいて、なかなか実家に足を運べないという相談を受けることがあります。また、家族間での片付けの調整も進まず、なかなか業者さんに依頼をすることも進まないという話も耳にします。

こうした遺品整理の件数自体が増えていることや、遠方に住んでいること、また遺品整理を行う時間が取れないという場合も多いなど、日野市で依頼が増えている背景にはさまざまな状態があります。

生前整理との違い

生前整理は、ご本人が元気なうちに自らの持ち物や財産を整理する作業です。
一方、遺品整理は、故人が亡くなった後にご遺族が遺品を仕分け・処分する作業を指します。
生前整理は将来の負担軽減や財産の明確化を目的とし、遺品整理は故人の想いを尊重しながら片付けを行う点が大きな違いです。

日野市での遺品整理の流れ

① お問い合わせ・見積もり依頼

まずはお問い合わせいただくのが重要です。『相談だけ』『見積もりだけ』でも構いません。『自分たちでやるためのアドバイスをください』でも構いません。我々はみなさまが滞りなく遺品整理を進められるためなら、可能な情報は全て出します。

② 現地でのヒアリングと仕分け方針決定

「なるべくコストをかけたくない」「今月末までに終わらせてほしい」など、要望はいろいろあると思います。なるべく要望に合わせられる形で柔軟に対応するようにしています。期間に少し余裕がある場合などでは日野市の粗大ごみを活用することでコストを抑えられますので、現地でお聞かせください。

③ 遺品の仕分け(貴重品・思い出品・不用品)

遺品の仕分け作業も丁寧に対応いたします。なかなか自分だけだと進まないので手伝ってほしいと言われることもあります。
1つ1つヒアリングを行いながら仕分けたり、必要な書類や思い出の品を探索してほしいなどできるだけご要望にお応えいたします。過去には父が母に送った『100通のラブレター』を探してほしいというご要望もいただきました(無事に発見しました)

④ 不用品処分・リサイクル・供養

貴重品や大切なものを仕分けた後は、不用品を処分いたします。この時「できるだけリサイクルに回してほしい」という要望をいただくことも多いです。なるべくリユースできるものはリユースし、できないものは素材としてリサイクルに回るよう適切に処理を進めます。

また、ご要望に応じて供養の手配も進めますので合わせてお知らせください。

⑤ 清掃・作業後の確認

不用品の処分が終わりましたら簡易清掃をいたします。(簡易清掃は掃き掃除程度ですがサービスとなります)
作業完了をご確認いただき、清算となります。
金額が大きくなる場合などは、事前に半分お支払いいただく場合などがありますのでご了承ください。

※現地での立ち会いについて

『遠方に住んでいてどうしても立ち会いができない』という場合もあると思います。そういった事情の場合は、鍵を送付していただき現地での見積もりを行い、見積もり金額にご納得していただけた場合に料金を前払いいただければ作業を進めることが可能となります。作業終了後は、写真や動画など(状況によってはテレビ電話など)で確認できるように手配いたします。

ご確認いただいた後、鍵を送付して作業完了となります。

日野市の遺品整理の費用相場

間取り・荷物量別の料金目安

1R=3㎥    33,000円〜
2DK=7㎥    77,000円〜
3LDK=15㎥ 165,000円〜
※これらはあくまで処分費の目安です。人件費や運搬費が入っていません。他の業者さんのページは人件費や運搬費についての記載がありませんので、見た目の安さにだまされないようにお気をつけください。

追加費用がかかるケース(特殊清掃、大型家電の搬出、遠方出張など)

見積もり時に見えない押入れや物置の奥にある産業廃棄物や、消化器などの通常の処分品でないものが大量に発見された場合(多少であれば問題ありません)は追加費用がかかるケースがあります。また、事前打ち合わせで依頼されていない処分品を後から頼まれるケースも多く、その場合も追加費用がかかります。

間取りや料金の目安はあくまで『処分費用』の目安であって作業費用は概ねかかりそうな時間を考慮して、『処分費用』と『作業費用(人件費・運搬費)』をそれぞれ合計してお見積もりを出させていただきます。
よく料金費用で1K 〇〇円〜となっていますが、基本的に人件費・運搬費ではなく処分費用の目安ですので、現地見積もり時にホームページより高い!となってしまう場合が多くあります。

見せかけの金額にだまされず、総合計金額を問い合わせることをお勧めします。

日野市特有の処分費ルール(粗大ごみ、家電リサイクル料金)

日野市の粗大ごみについては近隣自治体よりもかなりアナログですが、1度にたくさんの粗大ごみを排出することができますので、遺品整理や生前整理で大量に粗大ごみが出る場合はとても便利です。
例えば多摩市は電子申請の場合は1週間に3点まで、八王子市は10点までなどと排出する粗大ごみの数がかなり限定されます。戸建ての遺品整理を行う場合は、40〜50点くらい粗大ごみが出るのはよくあることですので、大量処分が必要な場合は日野市は周りの自治体よりもたくさん出せるので便利です。

しかし粗大ごみの1つ1つのサイズを電話で伝え、それに対する金額をメモして粗大ごみシールを用意するというかなりアナログな手配になります。40〜50点ほどの粗大ごみの内容とサイズを伝えると1時間弱くらい電話で話さなければなりませんので、一般家庭で一気に出すのはなかなか難しいかもしれません。

家電リサイクルの費用は日野市の粗大ごみで出すことができません。日野市で料金が決められておらず、基本的に一般財団法人家電製品協会が定めるリサイクル料金表に基づいて料金が決まっています。基本的にこのリサイクル料金に業者さんが持ち込む運搬費の合計が排出費用となります。

業者選びのポイント

資格・許可の有無(古物商・産業廃棄物収集運搬など)

遺品整理を行う際には資格・許可の有無を確認しましょう。遺品整理士の資格は業者としては特に必要ありませんが、一般廃棄物収集運搬業・産業廃棄物収集運搬業などの廃棄物の収集運搬ができるかどうかは必ず確認しておきましょう。また、買い取りを行う業者は古物商の許可が必要となります。

これらは不法投棄などの犯罪を、自分の排出物で起こされないためのディフェンスになります。

見積もりの内訳が明確か

見積もりの内訳についても確認しておきましょう。業者さんも1点1点の不用品について見積もりを出すことはありません(大量すぎてそんな暇はありません)が、処分費用にいくらくらいかかるのか、搬出・運搬などの作業費にいくらくらいかかるのか、家電リサイクルにいくらかかるのか(これは明確に出るはずです)概ねそのくらいは出してくれます。

運搬・搬出いついては、業者によってどのくらいの『余裕』を持たせるかが違います。また、体積で物量を判断して処分費用を出すので、見た目の体積の判断も担当者によって『余裕』が違います。業界としての相場はありますので、見積もり金額にはこの『余裕』が業者によって違うため差が出てきます。

※あまりにも安すぎる業者さんは後から追加費用がかかるなどのリスクがありますので注意しましょう。

遺品の供養やリサイクル対応の有無

遺品の供養を希望あれる場合や、家財のリサイクルについて希望される場合は、それらの対応も聞いておきましょう。
弊社では遺品の供養の対応を行なっています。(別途お見積もり)
家財のリサイクルについては、物によりますがリユースをご希望されても承れない場合があります。理由としては保管・販売する負担と、売れる金額でマイナスになることが非常に多いからです。我々はリユースが難しいと判断される家財については分解して『木材』『金属』などに分けて素材として再利用が可能な状態で処分いたします。(それでも処分費用はかかります)

口コミや実績の確認方法

口コミや実績の確認は、気持ちよく依頼を進めるための1つの手段です。ポータルサイトで依頼をする場合は口コミが書かれていることが多いですが、ポータルサイトに掲載されていない業者さん(地域密着の業者さんはポータルサイトに登録していないことが多いです=弊社も)の場合は、お店の名前をGoogleで検索してみましょう。
お店の名前とともに口コミや評価が出てきます。

日野市で遺品整理を依頼する際の注意点

悪質業者に注意(相場より極端に安い、遠方の業者)

相場より極端に安い業者さんは特に要注意です。安ければいいと思うかもしれませんが、不法投棄でも行なっていないと無理でしょ〜という金額をホームページに記載している業者さんがあります。もしくは見た目だけ安くして出張費が数万円など別で必ず追加費用がかかるので、極端に安い業者さんはやめておいたほうが賢明です。
色んな業者さんを見ればわかると思いますが、大体の場合は相場が近いです。

また、遠方の業者さんにも注意しましょう。遠方から来る=出張してくるのに時間・ガソリン代などが多くかかります。当店も隣接自治体より遠方になる場合は、お願いされない限り出向きません。
特に遺品整理や不用品回収は、神奈川県や埼玉県に事務所を構えることで固定費や処分費を抑えて出稼ぎにくる悪徳業者がいます。電話やネットでの見積もりを安くすることで注文を取り、現地でそれ以上の荷物があると言って高額な請求をしてきますので注意しましょう。

トラブル防止のための事前確認(作業日時、立ち会い有無、支払い方法)

トラブルにならないためにも、以下の内容について確認しましょう。業者さんの立場としても確認しておきたい事項になります。

①いつまでに終わらせなければならないか
②作業日に立ち会いが必要か
③支払いはどのタイミングか
④絶対に捨てられたくないものはないか
⑤追加で費用が発生する場合・可能性について

場合によっては1日で終わらないこともありますので、その他『鍵を預かれるか』聞かれる場合があります。特にいつまでにという希望は、賃貸物件の場合は家賃が発生するため重要ですので必ず伝えましょう。

まとめ|信頼できる業者と安心の遺品整理を

ここまで遺品整理を依頼するまでの流れや費用について書いてみました。物量によって金額が大きく変わるので、部屋のサイズだけで金額はわからないのが普通です。対応がいい業者さんは、なるべく予定を早く合わせて見積もりに来てくれたり、細かい要望にできるだけ応えようとしてくれます。
業者さんを選ぶ場合は、なるべく地域密着だったり隣接自治体くらいの距離で来てくれる業者さんの中から選ぶようにしましょう。発注や見積もりが簡単だからとネットだけの見積もりで依頼すると悪い業者さんに当たってしまう可能性もあります。業者さんの事務所の所在地の確認をすることが、安心して遺品整理を頼むためのポイントです。

また、日野市や隣接自治体での遺品整理については、さまざまな現場を熟知している町の便利屋さんファミリー日野店までお気軽にご連絡ください。

馬場 保孝

東京日野市の便利屋さんです。お気軽にご相談ください。 便利屋さん業務のほかにイベント / 音響 / ホームページ制作 の仕事など幅広く対応しています。

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