空き家管理の重要性とメリット / 安心して任せるためのポイント

どーも店長です🌟
この１ヶ月で空き家に関するご依頼・見積もり・ご相談は９件となりました。内容としては売却に伴う残置物の整理、放置していた植栽の伐採、亡くなった後の遺品整理、うちの空き家に住まない？や車をもらってくれないかなどなど、連日多くのご連絡いただきました。日野市内だけでも空き家は相当な数があり、その管理や対応の負担はご家族にとってそれなりにありそうです。

実家だったり祖父母の持ち物だったり、今は離れて暮らす方がどうにかしなければならないけれど、そんな時間や気力・体力の余裕はない・・そんな方々が多く見受けられます。当然といえば当然で、今私も実家が空き家で処分しなきゃ・・というタイミングだったら「そんな時間ないよ〜」と思ってしまいます。。。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は空き家管理の重要性について書いていこうと思います。

1、空き家管理の重要性

まずは具体的なリスクについて書いていきたいと思います。

不法侵入（動物含む）や出火のリスク

日本だと空き家への不法侵入がどの程度あるのか具体的なデータは分かりませんが、動物の不法侵入は多くの空き家で確認してきました。特に１つ前のブログでも書いた空き家については、恐らくハクビシンやたぬきなどが棲みついており、糞で天井が抜け落ちるくらい長期にわたって侵入されていました。

また、1週間くらい前にも『空き家で困っている』という方のお話だと、（売却はしたくないけど管理上誰かに住んでほしいがリフォームするほど費用をかけたくないし、リフォームしないと住むにはつらい）空き家を空き家のままにしている時に誰かに放火でもされたら大変だとすごく心配されていました。「事務所として借りてみません？」くらいの話にもなったくらいですので、やはり出火のリスクもありそうです。

建物の老朽化による安全性の問題

天井が抜け落ちている物件もありますし、不用品の搬出時に２階の床が抜けて転落しそうになることもありました。老朽化している物件は特に動物の侵入を許してしまうことが多く、軒裏（軒天）が剥がれていたり雨戸が外れて風でカタカタしてたりと安全を脅かす状態が散見されます。

近隣住民とのトラブル発生の可能性

近隣住民の方は空き家をとっても嫌います。手入れがされていればなんてことはないのですが、手入れを外注できていなかったりして１年も放置すると草木が覆い始め、古い家で２年も経てば動物の棲家になるくらい、あっという間に侵食されている現場を見てきました。そんな中で、お隣さんや近隣の住民の方から煙たがられずにいるためには、定期的なメンテナンスが必要です。

少なくとも草木は年に１度は綺麗にさせておく必要がありますし、動物や出火のリスクがないよう周りに配慮することは大切です。我々が空き家で呼ばれるパターンとしては、近隣住民から市役所に相談が行き、市役所からいくつか紹介された中で連絡を受けることもしばしば。現場に駆けつけると、近隣住民の方は必ず出てきて困っている現状を話してくれます。それだけ管理がされていない空き家は周りの方に影響を与えてしまっていることを忘れてはいけません。

2、 空き家売却のメリット

空き家管理からの解放

空き家売却の１番のメリットは間違いなく『空き家管理からの解放』です。草木が伸びたり、家のポストに大量の広告物が届いたり、手をつけないと近隣住民から苦情が入ったり、動物の侵入がないか、放火をされないかなど「空き家を持つリスク」ことは大きなリスクになります。その様々なリスクや面倒くささなどから解放されることが、空き家売却の１番のメリットとなります。

税金対策

1月1日に不動産などの固定資産を保有していると、通常固定資産税が物件を保有している人にかかります。数年単位で固定資産税を払い続けている方が多い印象です。空き家になって、ご家庭の状態が落ち着いた時にまずはお問い合わせしてみてください。ひとりで考えるとなかなか進まないし、ひとりで空き家の管理や売却まで進められるほど簡単なことではありません。

余計な税金を払わないためにも、重たい腰を上げようと思ったら誰かに頼るのをお勧めいたします。

売却益

例えばご実家の売却などについては『空き家』という数字にできない資産をキャッシュに変換することによって兄弟等での遺産分割をしやすくしたりするメリットがあります。また、現金化することで家計の助けになるという場合も多くありますので、放置して資産価値が減少する前に早く手放すことをお勧めしています。

3、町の便利屋さんファミリー日野店の空き家管理サービス

サービス内容

1、定期巡回・清掃・郵便物について

実際に対応していている内容として、月に１回ほど訪問して窓を開けて風を通し、郵便物をチェックし重要なものをLINEで報告したりしています。海外の方の国際郵便まで対応していますので、重要なものがあった時にまとめて送付したりしています。

2、草刈り・除草について

現地に来るまでの時間や移動経費がもったいないという方も多くいます。お問い合わせいただければLINEやショートメールで画像をお送りし、遠隔での空き家の管理もお任せいただいております。『隔月で空き地の草刈りをお願いしたい』『今後空き家の管理が楽になるように植物を全部処分して欲しい』などご要望は様々です。

3、不用品の処分について

空き家の売却の相談に行ったら、『家の中の荷物を全部処分してください』と言われるケースが多く、相談のご連絡を多くいただいております。自分ひとりでやるのは大変すぎるし、誰かに手伝ってもらって強制されないとできないという方は多いです。

4、売却までのサポートについて

空き家を売却するまでにはいくつかのステップがあります。まずは家の中を片付けたり除草して見た目を整えるところから、信頼できる不動産屋さんをご紹介して売却先を見つけるところまでをサポートいたします。売却は自分でやるので更地にするところまでをお願いしたいというご相談もお引き受けできます。

お客さまのリアルな声

弊社はこの分野に参入して３年足らずですが、冒頭でもご紹介したようにたくさんの空き家に関するお問い合わせをいただいております。一軒家丸ごとの遺品整理や不用品処分から、売却までのサポートもお任せください。実際に対応しているお客さまの声を掲載したいと思います。（写真はプライバシーの問題からフリー素材です）

空き家の管理を友人にお願いしていましたが、毎回遠くから来てもらうのが心苦しく、近所の方にお願いしたりしました。結局すごく気を遣ってしまったり、なんでも気軽に相談できなくて困ってたところ、店長さんと出会えてとっても助かっています。
保険証を代わりに受け取ってもらってアメリカまで送っていただいたり、LINEですぐにやりとりできて頭の中の懸念事項が全て解決されました。いよいよ売却しようと思い、最後に家の中の家財を処分していただくことにしました。いつもありがとう。（アメリカ在住 Wさん）

昨年、市役所から空き家の草木が生い茂っていて近隣住民から苦情が入っている、早くどうにかして欲しいと連絡がありました。私自身体調も悪く、仕事もしているため手が回らない状態でした。
家にいながら状況を撮影してわざわざ家まで見せに来てくれたり、支払いも終わった後に家まで来てくれたりと現場に行かずに進められたのがとても便利でした。今年はいよいよ売却に向けて、涼しくなったら片付けを始めたいと思います。
日野市在住　Sさん

今回、１０年ほど空き家になっており２年前から１度も行けていなかった実家に同行していただきました。自宅に車で迎えに来てくれて八王子まで一緒に同行し、入り口までの数十メートルの薮を刈っていただきながら見積もりに来てくれました。見積もり後もそそくさと帰るのではなく、自宅に帰りながら色々話を聞いてもらいました。お願いするかどうかもわからない見積もりの同行に3時間もかけてくれる業者さんって他にいないと思います。
天井が抜け落ち、動物に荒らされ変わり果てた状態でも嫌な顔１つせず対応してくださり助かりました。また別の困りごとでもよろしくお願いします。
日野市在住　Kさん

料金について

作業環境や特殊な処分品（産廃品）などもあるので一律での料金掲載はできませんが10,000円 / ㎥ が基本的な処分料金となります。搬出作業にどのくらいの時間がかかりそうかによって搬出費用が変更になりますので、大きな整理については基本的にお見積りが必要となります。お見積もりは日野市隣接地域まで無料ですので、お気軽にご連絡ください。

町の便利屋さんファミリー日野店の特徴について

安い・早いではなく丁寧で柔軟な対応を

『家じまい』に対する『お部屋の整理』という作業については、大きく分けて『不用品処分』と『遺品整理』があります。『不用品処分』とは、もう「不要であるものを効率よく早く処分する」というイメージで、『遺品整理』とは、不要なものを整理しながらも大切なものを丁寧に分別したり、ご依頼者さまの想いを汲み取りながら分別していくというイメージを持っていただけるとわかりやすいと思います。誰かが亡くなった後に残ったものを処分することを『遺品整理』一般的には言いますが、多くの業者さんは遺品整理と謳いながらも不用品処分のように、雑に扱うことが多いです。

特に値段が安い業者さんに多いのが、移動時間を短縮させるために2階から1階に向かって処分品を放り投げたりします。もちろん、それでも安くやって欲しいという方からすれば『安い』ということが正解なので間違ってはいませんが、一定数のお客さんは『丁寧に対応してほしい』と思っている人がいると思います。

弊社は『安い・早い』という価値基準の仕事をいたしません。『丁寧に柔軟に対応する』ことに長けています。話を最後まで聞く、思い出の品を分けて整理が終わるまで保存・保管する、処分品を投げない、終わった後の関係を大切にすることなどです。なので、空き家の場合は遺品整理と合わせて庭木の伐採・植物の処分や、定期的な窓あけのご依頼など、作業が終わった後の建物の管理や売却の相談までお話を振っていただくことがありますし、話を聞きすぎて見積もりに3時間もかけることもあります。それがいいかどうかはわかりませんが、『安く早く』という思想ではなく『丁寧に・柔軟に』という思想で対応をいたします。

もちろんその価値観の中でも『なるべく安価に』対応を心がけていますので、まずはご相談いただけたら幸いです。
※市の粗大ゴミの出し方など工夫することで料金を下げられたりもしますので、多少効率を落としてでも『丁寧に・柔軟に』の思想で対応させていただきます。

4、依頼する際のポイント

1、安すぎる見積もりを出してくる業者さんは要注意

不用品の処分は安ければ受注できることが多く、必要以上に値下げをして受注する業者さんがいます。その結果、不法投棄など法律を遵守しない業者さんが存在します。処分品の中に個人情報などが入っていると大変ですのである程度適正な価格の業者さんにお願いすることをお勧めします。
※企業努力で安価にできている場合もあるので一概には言えません

2、遠くから来る業者さんには要注意

基本的に遠くなればなるほど見積もりも高額になりがちです。それは移動時間や運搬経費が余計にかかるからです。また、遠くの業者さんだとトラブルがあった時に対応してくれないケースもあります。まずは近くの業者さんから探すことをお勧めしています。

3、ネットで明確な料金設定をしている業者さんは要注意

『軽トラック１台分積み放題9,800円〜』と魅力的な宣伝をしている業者さんがいますが、通常適正に処理をするとあり得ない金額です。この仕事をするまで適正な金額を知らなかったのですが、軽トラックの場合、荷台の高さ（約30cm）までが9,800円で、コンパネなどで荷台の高さを増して積む場合は、増して積んだ分がどのくらいの料金になるか知らされず、詰んだ後に70,000円ですみたいに請求されたことがあります。
現場を見ずに、物量がわからない状態で金額を明示できる場合は、『トラック満載』の場合や、変数（作業時間あたりの料金が書いてあるなど）が記載してある場合のみです。

基本的に物量が多い場合は見積もりに来てもらわないと、後から高額な請求をされる場合がありますのでご注意ください。

5. まとめ

今回のブログでは、まず空き家管理の重要性について述べました。
手入れをしていない空き家は不法侵入（動物も含めて）や放火などによる出火のリスクがあります。また、建物が老朽化しているので安全性の問題や、近隣トラブルのリスクも高まります。

売却を進めることで、空き家のことから解放されるという大きなメリットがあります。もちろん買い手がつけばそれなりの現金収入があったり、必要のない固定資産税や植栽の手入れコストなど不必要なお金を払うことからも解放されますので、全く使っていない空き家を手放すことは大きなメリットがあります。

町の便利屋さんファミリー日野店では、主に日野市の隣接地域の空き家に関するご相談を受けています。定期的な窓開けなどの細かい作業から、植物の手入れや伐採、遺品整理や不用品の処分からハウスクリーニング、売却に向けてのご相談までまるっとまとめてお引き受けしています。

最後になりますが

このブログを読んでいただきありがとうございました。最近本当に空き家で困っている方に多く出会うようになって、どうにかお力になれることはないかと模索するようになりました。もし当店に相談したいと思っていただけた方は以下のお電話番号へ直接連絡、またはメールでご相談ください。

0120-655-255 または info@benriyafamily.jp まで