「そろそろ実家を片付けなきゃ…」
「空き家のままにしておくのは良くないよな…」
そう思いながらも、なかなか行動に移せない――そんな気持ち、実はとても自然なことです。実家や空き家の片付けには、時間・気力・体力・判断の難しさ・心情的な負担がつきもの。本記事では『片付けを始めるための最初のきっかけ』や『考え方』をお伝えできればと思います。
目次
「片付けたいのに動けない」のはなぜ?

① 気持ちの整理がつかない
主人が亡くなって2年。いよいよ引越しというタイミングである程度の物を処分しようとしました。しかし、主人が大事に集めていた物や勉強していた本などがどうしても私の手で処分することができませんでした。手放した方がいいとはわかっていながらも、後ろめたい気持ちがあり処分を代行してもらうことにしました。
② どこから手をつければいいか分からない
まだ実家の母が亡くなってから7週間ほど。やっと49日が終わったと思ったらもう新盆の準備をしなければならない・・母の家は賃貸なので現状復帰して貸主に返さなければなりません。事務手続きや相続の資料集めだけでも大変なのに部屋の整理までやらなければならないと聞いて絶望していました。。。まだ近ければいいのですが、片道3時間もかかるのでどうしたらいいかわからず連絡してみました。
③ 物量に圧倒されてしまう
父がなんでも自分でやる人だったので、農業の道具から家の修繕から大量の道具や工具が出てきました。物が少ない時代だったせいか父と母の洋服や家具が大量にありすぎて、自分でやろうとしたけれど心が折れてしまいました。
④ 家族の意見がまとまらない・相談しづらい
ウチはまだ実家をどうするか(売却するか修繕するか)決まっていません。家財の整理はいずれにしても早く始めたほうがいいとはわかっていますが、方針が決まらないと予算もないですしどうしたらいいか決めきれず3年も経ってしまいました。家族の意見がまとまらないと相談するにも相談できず困っています。
実家・空き家整理の第一歩を阻む『片付けたいのに動けない』問題には、心情的に様々な原因があります。こういった状況は誰しもが当てはまるので、悩んでいるのはあなただけではありません。ここでは客観的に、自分もこういう状態かもしれないなと認識するだけでOKです。
「やらなきゃ」と思っているあなたへ。最初にやってみてほしい3つのこと

まず最初にこの3つのどれかを試してみてください。
① まずは“1箇所だけ”にしぼって見てみる
処分しやすいものから処分を開始する(物理的に物を減らす)というのが1つのセオリーです。例えば、タンス1つ、押し入れの衣類だけと絞ってみましょう。具体的に手を動かし物を減らすことができれば、お片付けにもリズムが出てきます。
我々のようにお家まるごと1軒分の処分を頼まれた場合は、1番最初に物を外に出す動線を邪魔する私物の整理→次に『衣類と紙類』をひたすらごみ袋に入れて屋外に出していく(家のスペースから出す)という作業をしたりします。目にみえる形で物が減っていきますので、片付けが進んでいることを実感しながら作業スペースを広げることができます。一般家庭ではまずは『タンス1つ、押し入れの衣類だけ』など自分ができそうなところを眺めてみて、自分でできそうか、諦めて人に任せるかの判断をしてみてもいいかもしれません。自分でできそうな場合は、1つだけやってみるといいでしょう。
② 絶対に捨てたくない物だけを分けておく
仮に自分だけで作業に行き詰まった場合、専門家など人の手を借りる場合があります。頼まれた人はそのご家族が何を大事にしているかが全くわかりません。なので絶対に捨てたくない物を確保するところから始めましょう。『残ったものは全て業者さんが処分してしまっても文句はない』と思えるだけ必要なものを取り除いたら、あとは全て処分する物です。自分だけでダメなら家族や友人、専門家の力も頼って進められます。
逆にいうと、大事なものがまだ残ってる状態だと安心して第三者に処分を進めてもらうのもためらってしまいますよね?なのでまずは大事なものを分けておくところから始めましょう。
③ 家族・専門家など“誰かと話す”ことから始める
実家・空き家の整理は気力・体力ともに激しく消耗します。自分ひとりで抱えてしまうと気が滅入ってしまって全く手がつけられなくなってしまいます。まずは兄弟など家族がいたら相談してみましょう。時間を割くのはできないけれど、『相続財産から処分代を出してもいいんじゃない?』という割り切った考えの方が集まると、専門家に丸投げして生活に支障が出ないように段取りを進められる場合が多いです。
『少しでも相続できる財産が増えるなら一緒に頑張ろう』と言ってくれる場合もあるでしょう。まずは身内の家族に相談してみるのがいいと思います。相談する上で、『専門家に依頼したらこのくらいの金額』という目安がわかった方が相談しやすい場合もあるでしょう。その場合は、業者さんに見積もりを取ってみることをおすすめします。専門家もよっぽど忙しい人でなければ当日または2〜3日の内には現地確認に来てくれます。
①1ヶ所だけ片付けを試みる
②絶対に捨てたくないものを分けておく
③家族や専門家などに話をしてみる
どれか1つだったら体を動かさなくても、時間をさほど使わなくてもできそうですよね?
まずは気持ちを楽に、できるアクションから始めてみましょう。
自分たちだけで片付けなくても大丈夫。頼れる選択肢もあります

空き家・実家整理は「プロに任せる」という選択肢も
空き家・実家の整理は気力・体力ともにハードに消耗します。特にご実家など思い入れがあったりする場合などは『処分する』『残す』という判断を何百回も繰り返さなければなりません。プロである我々お片付けの専門家は、お客さまとは違い、お客様が『処分する』と判断されたものをいかに効率よく処分するかという作業になります。
なのでどんなに優秀な人が自分で処分を進めようとしても、専門家の方が判断がシンプルなので作業が格段に早く進んでいきます。
そういった意味で、時間的にも、体力的にも時には業者さんを頼って進めてもいいかもしれません。
不用品の回収・仕分け・掃除・家電の扱いもすべておまかせOK
市の粗大ごみで出せば安く済むのはわかってるけど重たい机やベッドは持てないし、冷蔵庫なんて絶対動かせない・・特にエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は家電リサイクル法に則って処分しなければならなかったり、分別がややこしいことも色々・・
町の便利屋さんファミリー日野店では、一軒家まるごとの処分まで対応していますので、不用品の回収・仕分け・掃除・家電リサイクルなどすべておまかせください。粗大ごみに出すための家具の搬出だけでも喜んでお引き受けしています。
「まずは見積もりだけ」でも気軽に相談できる
まずはお見積もりだけでもお気軽にお呼び出しください。その際になるべく処分費用を抑えられるような方法をお伝えしたり、処分に関するお困りのことはわかる範囲でなんでもお答えいたします。
お試しパックをご用意しています
当店では片付け安心パックSというお試しパックをご用意しています。

プラン名 | 作業内容 | 料金(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
片付け安心パックS | 2名で1時間作業または 1名で2時間作業 | 19,800円 | 軽トラ半分持ち帰り |
片付け安心パックM | 2名で2時間作業 | 38,500円 | 軽トラ満載持ち帰り |
片付け分別パック | 2名で2時間作業 | 26,400円 | 分別作業のみ |
片付けまるごとパック | 現地で調整 | 現地お見積もり | お見積もり無料 |
実家・空き家の整理をする際に家1軒まるごとお願いするのは、いきなり出会った業者さんにお願いするのはハードルが高いですよね。少なくとも戸建ての場合は20万円以上くらいはかかることでしょう。そんな時に、1回お試しで片付けを使ってみるサービスがあります。また、施設への入所時や、長期入院などの前にご利用いただくことも多いです。
詳細はこちらのページでご案内しています。
まずは1回お試しで片付けを進めてみるのはいかがでしょうか。
実際のお客様の声|「やってよかった」「相談して安心した」

叔父が亡くなり、住んでいたアパートの遺品整理に困っていました、どこから手をつけたらいいかどうしたらいいか困って遺品整理屋さんを何社か見積もりを取りました1Kで約30万前後と高額で困っていた所、知り合いから町の便利屋を紹介されました、電話を掛け見積もりをしてもらいビックリ‼️低料金に即日契約し遺品整理を行っていただきました、本当にありがたく助かりました、また何かあれば絶対頼みたいと思います、ありがとうございました。

延べ2週間ほどかけての市内引越し(距離は直線でたったの1.5km!)で、最終段階のサポートをお願いしました。不定形な荷物や廃棄物も多く、かなり慌ただしい作業でしたが、予想以上のパワーとスピードで効率良く作業を進めて下さいました。お人柄も良く信頼できる方でしたので、家宝(^_^;)の移動も安心してお任せでき、大変助かりました。有り難う御座居ました。
Googleで実際のお客さまの反応を見られます(片付け以外のお仕事も多いですが)
まとめ|まずは“気持ちを整えること”が片付けの第一歩
片付けが進まない原因は、気力・体力・時間だけでなく心情的にもかなり負担が大きい作業なので、あなたが怠けているから進まない訳ではありません。このハードな作業に当事者として向き合うことが負担が大きすぎるからです。
まずは誰かに相談してみたり、業者さんに見積もりを取ってみたり、できることを少し進めてみるところから始めてみるといいと思います。
もし大変すぎて心が折れそうになった時や、とりあえず片付けの進め方で相談したいなどの時は、遠慮なくお知らせください。我々は片付けの専門家として最後まであなたの味方でいることをお約束いたします。
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